不動産購入時に利用できるローンにはさまざまな種類があります。
少しでも有利に契約するためには、ローン全般についての知識が必要です。
この記事では、不動産購入時に利用できるローンの種類や金利、選択のポイントなどをわかりやすく解説します。
不動産購入時に利用できるローンの種類
住宅ローンは大きくわけて4種類あり、それぞれの特徴を最大限に活用しながら自分に合ったものを選んでください。
民間融資
銀行が主体になりますが、選択肢は豊富にあり、銀行独自の魅力的な商品が多く登場しています。
公的融資
勤務先で財形貯蓄を1年以上おこなっていて、残高が50万円以上ある方が利用できる財形融資があります。
貯蓄額の10倍(最高4,000万円)まで借入ができるなど貯蓄者に有利な条件を取りそろえています。
自治体融資
地方自治体の融資制度があり、都道府県や市区町村が独自の融資をおこなっている場合、指定の金融機関と提携している場合などがあります。
協調融資
公的融資と民間融資の中間に位置する融資制度で、フラット35は住宅金融支援機構と金融機関の連携で実施されている融資です。
長期固定金利の採用が最大の特徴で、一定条件を満たせば利用できます。
不動産購入時におけるローン選択のポイント
毎月の返済額が、通常の生活を圧迫するような資金計画やライフプランであってはなりません。
返済期間は遅くとも定年退職までに終えることが望ましいと言えます。
返済期間だけではなく、利息を含めた返済額、返済方法、将来の収入・支出、勤務年数などをシミュレーションして、ライフスタイルに合ったものを選ぶのがポイントです。
ローンの選択は家族にも大きな影響を及ぼすため、家族との相談は欠かすことができません。
不動産購入時に利用できるローンの金利
住宅ローン選びでもっとも重要な要素で、返済総額に大きく影響します。
変動金利型
一定期間(6か月)ごとに見直しがされるタイプです。
ただし、返済額の変更は5年に1回と決まっています。
他のタイプに比べて、低めに設定されていますが、上がれば返済額に占める利息の割合が高くなります。
全期間固定金利型
返済が終わるまで一定で、毎月の返済額も一律となります。
返済額に変動がないため、返済計画が立てやすいというメリットがあります。
金利は一般的に高めに設定されているため、返済期間が長くなると支払う利息は高額になります。
固定期間選択型
一定期間のみ固定でき、2年、3年、5年など固定する期間が選べます。
全期間固定タイプよりも低く設定していますが、固定期間が終了すれば相場の影響を受けるため、返済額が増える可能性があります。
まとめ
マイホーム購入を検討する場合、ローンの選択が重要なポイントになり、毎月の返済額はその後の暮らしに直接影響を及ぼしますので、慎重に選びたいものです。
事前のシミュレーションで返済額や利息計算を確実におこない、無理のない返済計画を立てましょう。
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