家の購入を検討されている方は、その建物構造をどういったものにするのかを考えることから始めなければいけません。
さまざまな素材がありますが、それぞれに長所と短所があり、それをしっかりと理解したうえで、どれにするのかを決める必要があります。
今回は鉄骨造についてその特徴やメリット・デメリットなどについて整理してみましたので、ご参考にしてください。
鉄骨造という建物構造のメリットとは
家を建てる際、その建物構造を鉄骨造にした場合のメリットとしてはまず、害虫被害が出にくいというものがあり、これは素材自体の特性が大きく関係しているからでしょう。
次にコスト面を見てみると、他の構造と比較しても価格自体にそれほど大きな差はなく、ほどほどの耐久性も見られ、コストパフォーマンスとしては優秀なものとなります。
また気密性が高いのも特徴で、そのとき気になるのが結露ですが、こまめに換気をすることで、結露はできにくくなりますので、さほど気にすることはないでしょう。
鉄骨造という建物構造のデメリット
鉄骨造は、火事の際の熱に弱く耐火性に劣る面があり、場合によっては木造以下とも言われますが、最近では耐火被覆材で耐火性を上げているものもあります。
次に遮音性についてですが、音が響きにくいというイメージがありますが、軽量鉄骨においては木造よりも多少遮音性が高い程度です。
またデザイン面として、間取りなどの希望が通りにくい面があり、後々のリフォームに関しても同じことが言えますので、制限があるものと理解しておきましょう。
他にも構造上どうしてもモバイルWIFIが繋がりにくいなど、他の構造と比較した場合、全体的に中途半端な感じは否めません。
鉄骨造の建物構造がおすすめの方は
まず建築費用が比較的安価となりますので、なるべく安い価格で家を建てたい方には、おすすめと言えます。
次にビルや住宅の密集地のような狭い土地に家を建てなければいけない方にとってもおすすめで、この鉄骨造であれば5階建てなど多層階の家が建てられます。
またデメリットの部分で触れたモバイルWIFIに関しても、LTE回線であればつながり、遮音面でもDIYなどで対策すれば化ける可能性があります。
まとめ
どの建物構造においても、必ずメリットとデメリットがあります。
ただ悪い面があれば工夫をすることである程度の改善は見られ、そもそも住宅はこまめにメンテナンスをおこなうことが必要なのです。
鉄骨にももちろん良い面と悪い面がありますので、それをよく理解して検討してみてください。
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