これから引っ越しをする方にとって、生活するうえで欠かせない家電のひとつが「エアコン」です。
エアコンは機能や価格もさまざまですが、本体価格だけで選ぶと損をしてしまう可能性があります。
そこで今回は、エアコンを購入する前の確認事項とサイズの選び方や注意点などについて解説します。
エアコンの選び方①購入前の確認事項
エアコンの購入前に確認しておくべき事項は、室内機・室外機の設置スペースとコンセントの形状です。
室内機は天井までの間隔が5~10cm以上・左右5cm以上・下10cm程度のスペース、室外機は前方25cm以上・後方5cm以上・左右5~10cm以上のスペースが必要です。
スペースに余裕を持たせたうえで、実際に設置できる室内機と室外機のサイズはどのくらいなのか確認しておきましょう。
また、エアコンは機種によってプラグの形状が異なるため、コンセントの形状も確認しておきましょう。
エアコンの選び方②サイズ
エアコンのサイズ(容量)表記は「冷房:○畳~△畳」「暖房:□畳~×畳」というような適用畳数で表記されています。
これは木造・南向き・洋室の平均的な住宅の場合を目安としているため、部屋の条件を考慮して選ばなければなりません。
たとえば、日当たりが良い部屋や天井が高い部屋の場合は、通常よりもパワーが必要となるため大きめのサイズがおすすめです。
一方、部屋のサイズより適用畳数が大きすぎた場合、効きすぎや電気代が高くつくなどのデメリットがあるので注意しておきましょう。
また、部屋のサイズよりも適用畳数が小さい場合、エアコンの効きが悪くなるだけでなく、エアコンへの負荷が大きくなるデメリットもあります。
エアコンの選び方③注意点
エアコンの選び方を間違えないための注意点として挙げられるのは、サイズ表記の見方です。
エアコンのサイズ表記は前述のとおり「冷房:○畳~△畳・暖房:□畳~×畳」といった適用畳数での表記となりますが、この適用畳数の見方に注意しましょう。
たとえば「冷房:6畳~9畳」のエアコンの場合、木造住宅なら6畳に適しており、鉄筋コンクリート造などは9畳に適しています。
これ以外にも部屋の用途や窓の向きや数・大きさなどの条件も考慮しなければなりません。
たとえば、LDKは調理時の熱や換気などの影響が出やすいので、小さいサイズでは負担がかかるうえ電気代もかかります。
そのため、LDKで使用する際は大きめのサイズを選ぶのがおすすめです。
まとめ
エアコン設置のためには、事前に室内機や室外機の設置スペースおよびコンセントの形状確認をしたうえで、適用畳数なども確認してから選んでください。
適用畳数よりも小さいエアコンや、大きすぎるエアコンは選ばないようにしましょう。
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