近年では、持続可能な暮らしをつくるために、国や各自治体がさまざまな事業を進めています。
福岡市が持続可能なまちづくりを目指して取り組んでいる「福岡100」という事業も、そのひとつです。
今回は、福岡市によるプロジェクトである福岡100について、概要や具体的な取組みを解説します。
福岡県福岡市への居住を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
福岡県福岡市の持続可能なまちづくり「福岡100」の概要
将来の人口推計によれば、福岡市は全国でも数少ない人口増加が見込まれる都市です。
しかしながら、その内訳は65歳以上が増え続ける一方で、生産年齢人口が減少しています。
さらに、福岡市は高齢者の一人暮らし率が高く、高齢者の一人暮らし世帯は2040年に2015年の2.1倍にも増えると予想されています。
このような社会構造の変化に対応し、福岡市を超高齢化社会においても持続可能で生活の質が高いまちとするために、福岡市が取り組むのが「福岡100」のプロジェクトです。
行動指針として掲げているのが、ビッグデータを活用した的確で無駄のないサービスの提供、そして利用者が中心のサービス・担い手・情報がまとめて提供される仕組みづくりです。
ほかに、世代やさまざまな機関同士で垣根を越えて連携・協力することや、テクノロジーと人間らしさの調和といった指針も含んでいます。
そして、福岡100の取組みをとおして、持続可能なまちづくりの実現や、多世代・多様な人がつながるインクルーシブな社会の実現を目指しています。
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福岡県福岡市の持続可能なまちづくり「福岡100」の取組み
福岡100の具体的な取組み事例は、認知症フレンドリーシティ・プロジェクトです。
高齢化が進むなかで、より多くの市民が認知症を正しく理解し、適切な接し方を身に着けられるよう、認知症コミュニケーション・ケア技法の講座を各地域や企業などで実施しています。
また、認知症の方でもストレスなく安心して生活できる環境を整備するために、認知症にやさしいデザインの導入もおこなっています。
今後、重点的に取り組んでいく分野は、健康医療や社会参画の仕組みづくりなどです。
ICTやAIといったデジタル技術を活用し、誰でもどこでも適切な医療サービスを受けられる健康医療体制の整備を目指します。
そして、年齢や病気、障がいに関係なく、誰もが生きがいを感じて社会参画・活躍が可能な仕組みづくりと場の提供も進めていきます。
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まとめ
福岡100は超高齢化社会に対応できる、持続可能なまちづくりを目指すためのものです。
具体的な取組みとしては、認知症への理解を深めるための講座の実施などがあります。
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