福岡市は九州において最大規模の都市であり、人口増加率も高い地域です。
アクセスが良く住みやすい環境も整っているため、引っ越し先として福岡市を候補にしている方も多いでしょう。
そこで今回は福岡の教育面に目を向け、市内にある上智福岡中学高等学校の概要と特徴を解説します。
福岡市周辺への引っ越しを建都されている方は、ぜひ参考にしてください。
福岡市にある上智福岡中学高等学校の概要
まず概要ですが、上智福岡中学高等学校は、1932年に福岡カトリック神学校として開校しました。
開校後は移転と改称を重ね、2011年に現在の校名になっています。
上智福岡中学高等学校の建学精神の根本にあるのは、1540年に創立されたイエズス会の「より大いなる神の栄光のために」という理念です。
教育理念として「より大いなるものを知り、他者に奉仕し、世界への懸け橋となるリーダー」の育成を掲げています。
キリスト教のヒューマニズムを身に着け、他者に仕えるリーダーシップを持ち、グローバル・コンピテンシーを持った人材の育成を目指しているのです。
校訓としては「さらに、より良く」「他者に奉仕する」「卓越性を求める」の3点が掲げられています。
校章は盾と鷲のシンボル、SOPHIA FUKUOKAの文字が書かれたフラッグで構成されたデザインです。
盾は多くの人を守りながら導いていくイエズス会の教育理念を象徴し、鷲は教育提携をおこなっている上智大学を象徴しています。
●所在地：福岡市中央区輝国1-10-10
●アクセス方法：七隈線「桜坂駅」より徒歩9分
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福岡市にある上智福岡中学高等学校の特徴
上智福岡中学高等学校の特徴的な点としては、六年一貫教育の実施が挙げられるでしょう。
これは中学1年生から高校3年生までの6年間を1つの流れとして捉え、それぞれの学年における学習内容を規定したものです。
最初の2年で中学校の内容を学習し、次の2年で基礎力を充実させ、次の1年で基礎力の完成、最後の1年は大学受験演習をおこなう流れです。
このシステムにより中学・高校といった枠に捉われない、スムーズかつハイレベルな学習を可能としています。
授業のカリキュラムでは、各科目を内容ごとに細分化し、授業時間を確保したうえで生徒に内容をしっかり理解させる取り組みが実施されています。
それぞれの生徒に1台ずつICTを配布し、個別学習や共同学習に役立てているのも特徴です。
また、上智福岡中学高等学校では国際交流が積極的に推進されています。
6大陸112の国々とのグローバルネットワークを活かした異文化研修プログラムや語学研修の実施は、上智福岡中学高等学校ならではの特徴でしょう。
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まとめ
上智福岡中学高等学校は、イエズス会の理念を教育理念や校訓に取り入れているカトリック系の神学校です。
六年一貫教育や積極的な国際交流の推進などにより次世代リーダーの育成に力を入れているので、興味のある方は学校案内のパンフレットを確認してみてください。
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